『新型コロナウイルス』から学ぶ、感染症の恐ろしさ
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が、世界中にパンデミックを巻き起こしています。
正直、1月の段階では、ここまで感染拡大し、被害が甚大になるとは想像もしていませんでした。
人類史上、5本の指に入るほどの感染症と言えるでしょう。
など、挙げればきりがありません。
ハンセン病、梅毒、麻疹、インフルエンザ、感染症でも有名なものは数多く存在します。
感染症の最も恐ろしいことは何でしょうか?
読んで字のごとく、『感染』することです。
動物から人へ、人から人へ、どんどん感染者を増やしていくことが、最も恐ろしい・・・
もちろん、ウイルスや菌は目では見えないし、最近では、健常者がマスクを付けていても、あまり効果はないと言われていますね。
マスクは、自分が感染した場合に、口から出る唾液などを飛沫感染しないようにするための効果の方が高いようです。
感染症は、恐ろしい。
しかし、「自分は大丈夫なんじゃないか?」と考えている人や、「自分が感染源になってしまうかも」という考えを持たず、危機感が足りない人が多くいることも確かです。
なぜか?
なぜ、危機感が足りないのか?
個人的な見解を、ない頭を使って考えてみました(汗)
人類の進化に伴って、危機感がなくなってしまった説
現代は世界中の情報が簡単に手に入り、医療は発達し、どんなにひどい病気でも、「なんとかなるだろう。」と考えてしまうような世の中になってしまいました。
実際に、世界各国では、今まで不可能と言われてきたことを実現できるための医療機器や、技術、研究などが発表され続けています。
「いやいや。これだけ医療が発達してるんだから、コロナの特効薬も、すぐにできちゃうでしょ!」
1月時点での僕は、そんなふうに考えていましたし、多くの方がこんなことを考えていたはずです。
「えッ!!中国で感染症ねぇ。まぁ、日本には入ってこないでしょ。」
いま考えると、なんたる油断!なんたる危機感のなさ!
現代の科学、テクノロジー、医療、あらゆるものの進化が著しく、その恩恵にあやかり、便利な生活をのうのうと生きてきてしまったことで、我々の脳から、本来備えていた危機感が欠落してしまった。
その危機感のなさが、現状の感染拡大を引き起こし、世界的パンデミックの原因になってしまったのは言うまでもない事実だと考えています(汗)
私達は、反省しなければいけない。
明日、もしかしたら死んでしまうかもしれないというマインドを持っておくべきだ。
「来年には、どうせコロナも落ち着いてるでしょ??」
いや、違う。
「来年には、お父さん、お母さん、子どもたちが全員死んで、自分ひとりになってしまっているかも知れない。いま出来ることを全力でやって、しっかりと対策して来年も全員で楽しく生活できように努めよう。」
これこそが、今、私達が持っておかなくてはいけないイメージだ。
昔の人は、感染症をどう捉えていたのか??
では、インターネットが世界に出てくる前の人たちは、感染症をどんな感じで考えていたのか??
東京ではなく、江戸の時代はどうだったのか??
感染症は、人類がはじまってからずっと存在し、人類を脅かし続け、何億人もの命を奪っているという事実は恐ろしい限りだ(汗)
江戸の時代には『流行り病』という言われ方をしていたらしいが、現代のような医療があるわけでもない。
「感染源がなんなのか、なにがこの病気に効くのか、どうしたらいいのか、まったく分からないんですけど・・・」
おそらくこんな感じだったはずだ。
医者がなんともできなかった結果、民間ではこんなことが言われだしてくる。
「これ、祟りとかじゃね??」
「神様を怒らせてしまったっぽくね??」
「全員でお祈りして、ご祈祷したら、神様、仏様が救済してくれるに違いないッ!!」
そう。
『宗教』に救いを求めるようになった。
そもそも、日本に宗教を輸入して、取り入れたのは、国民を統一するためだったので、ドンピシャで狙い通りだった。
※輸入したのはもっともっと前ですが・・・
いわゆる「信心」というものだけれど、宗教が感染症に効果があるわけはない(汗)
しかし、正しく感染症を恐れることができた昔の人たちは、感染者には決して近づかず、現代人以上に用心していたのは間違いない。
そうじゃなければ、私達が現代に存在することはできていないはずだ(汗)
今、するべきことは何か??
- 不要不急の外出はしない。
- 無駄な買い物はしない。もしもの時に備え貯金に回すべき。
- 仕事の為に生きているのではなく、生きる為に仕事をしていると考え、仕事よりも、自分の命、家族の命を優先するべき。
- 仕事がなくて金がなくても、死ぬよりましと考えるべき。
- 自分が感染源となって、家族に移してしまうという危機感を持とう。
- 感染症を正しく恐れよう。
- 自分は大丈夫というマインドはゴミ箱に捨てるべき。
キーワードは『危機感』『リスク管理』です。
世界で感染拡大している、この難局を、なんとか乗り切りましょう!
一刻も早く、事態が終息することを祈り、自分と自分の家族が大事に至らないよう備えることしかできませんが、ひとりひとりの意識の持ちようで感染を予防できるはずです。